環境
macOS Sierra 10.12.6
VagrantとVirtualBoxのインストール
VagrantはVagrantの公式サイト、VirtualBoxはVirtualBoxの公式サイトから、それぞれdmgファイルをダウンロードしてきてインストールします。
今回インストールしたVagrantのバージョンは2.0.0、VirtualBoxのバージョンは5.1.28です。
Vagrantの初期化と実行
VagrantのGetting Startedのページを参考に操作していきます。 これ以降はコマンドラインで操作します。
まずは仮想マシン専用のフォルダを作成してinit
を行います。
$ mkdir centos73
$ cd centos73
$ vagrant init bento/centos-7.3
vagrant init
すると、Vagrantfileが作成されます。
Vagrantfileを編集することで、立ち上げる仮想マシンの設定を変えられます。
bento/centos-7.3の部分は、box名を指定します。
boxはDiscover Vagrant Boxesから検索できます。
Ubuntuを試したければUbuntuのbox、Raspberry Piを試したければRaspbianのBoxを指定します。
今回利用したbento/centos-7.3は、Chef社が公開しているBento ProjectのCentos7.3のboxです。
ちなみにboxはVagrantのホームディレクトリに配置されます。デフォルトでVagrantのホームディレクトリVAGRANT_HOME
は、~/.vagrant.d
になっています。
$ vim Vagrantfile
仮想マシンを起動します。
$ vagrant up
初回は立ち上がるまでには少し時間が掛かります。2回目以降はすぐに立ち上がります。
Vagrantの終了
vagrantを終了するには、vagrant halt
コマンドを打ちます。
終了後、vagrant up
を打つと、再び仮想環境を立ち上げることができます。
$ vagrant halt
仮想マシン自体を壊すには、vagrant destroy
を打ちます。
$ vagrant destroy
以上です。